どうも。会長です。
またひとり、流れを見にいくことになりまして。
今回の相棒は、頼りになる14インチの“相棒”──DAHON K3。
“走っても、担いでも、絵になる”そんな男気を持った一台。

🚢 神戸港から「やまと」に乗船──フェリーで静かに出航
夕方、神戸港に移動し、18:30発の阪九フェリー「やまと」に乗船。
愛機K3は輪行袋に包んで、丁重に持ち込み。フェリーでもしっかり対応してくれる。
部屋はデラックス和室個室──
派手さはいらん。ただ、静かで落ち着いた空間があればそれでええ。


乗船後すぐ、神戸の街並みに別れを告げながら、缶ビールをプシュッ。
沈む夕日と炭酸の抜ける音が、心の埃を洗い流してくれる。

🛋️ 船内は、ホテルのような静けさ
船内ロビーをぶらっと歩いてみる。
なんやこれは…ホテルかと見間違うほどの内装。

「船やのうて、これはもう浮かぶ邸宅やな」
飯どころはバイキングやなくて、セルフチョイスのレストラン。
自分で選ぶ料理に、ちょっとだけ背筋が伸びる。
揚げもんに刺身盛り合わせ、ハイボールと日本酒。酒のあてには十分すぎるラインナップや。




部屋に戻ってゴロリと横になれば、波の音がBGM。
ひと風呂浴びて、就寝。こういう時間こそが、旅の醍醐味や。
🌅 新門司港に到着──そして再び走り出す
翌朝7:00、新門司港に到着。
連絡バスに乗って、まずはJR門司港駅へ移動。
そこからは、相棒K3と共に再びポタリングの旅が始まる。








🚲 関門トンネル人道を超えて、本州・下関へ
関門トンネルの人道──地上からは見えんが、ここは福岡と山口を海底で繋ぐ“裏道”。
県境のプレートの上で、K3と一枚。これが旅の証や。




トンネルを抜けた先は、本州・下関。
潮風が強まって、街の匂いが変わった。
🐟 唐戸市場で朝の散歩、そして海上タクシーで戻る
港町の匂いに誘われて、唐戸市場にふらっと立ち寄る。
市場食堂で海鮮丼をいただきたいところやが、先を急がなあかんのでここはパスや。
一服してから、関門汽船の小さな連絡船で、再び門司港へ。




▶ 関門汽船公式サイト:https://www.kanmon-kisen.com/
海から眺める門司の街並みは、またひと味ちがう。
行きと帰りで、景色はこうも変わるんやな。
🏙️ 小倉まで流して、市場に寄り道
門司港から小倉へと、ミニベロでゆるりとポタリング。
街と街をつなぐ細道を、K3は軽やかに走る。
途中立ち寄った旦過市場も海鮮類が豊富でつまみたかったが、電車の時間が迫っとったんで先を急いだ。




🚄 ソニックで別府へ、そこからさらに西大分へ
小倉駅からは、JR特急**ソニック(833系)**に乗車。
輪行のまま別府へ向かう。
ブルーのボディが美しい、九州の俊足ランナーや。








別府駅周辺を軽く流し、湯けむりと硫黄の香りを感じるだけでも、旅情は十分。
その後、JR日豊本線で輪行移動し、西大分駅へ──
旅の終点はもうすぐそこ。


🚴 西大分港へ、そして「さんふらわあ」で帰還
駅から数キロ、酒飲んでしもたんで、ミニベロを押して西大分フェリーターミナルへ。
帰りの船は、あの有名な「さんふらわあ」。
部屋はもちろん個室や。最後まで、自分だけの時間を守りたい。


🍛 船内レストランで“大分の味”をいただく
夕食は船内レストランにて──
もちろん、大分名物「りゅうきゅう(はまちの漬け刺身)」と、看板メニューの「さんふらわあカレー」をいただく。



「最後まで、ぬかりないなこの船…」
旅の締めにはちょうどええ。味も、景色も、音も。




⚓ 神戸港帰着──この旅、確かに“ええ旅やった”
西大分を19:20に出発し、
翌朝6:40、神戸港に無事帰還。
波に揺られて見た街、食ったもん、走った道──
どれも静かに心に残ってる。
📝 最後にひと言──“自分と向き合う時間”、持ってるか?
今回の旅で強く思ったことがある。



「人と会うのもええが、自分と向き合う時間がいちばん濃い」
ミニベロにまたがって、
海を渡り、街を抜け、湯けむりを眺めながら缶を開ける──
そんな時間が、日常に芯を通してくれる。
次はどこへ行くか、まだ決めてへん。
けど、DAHON K3と輪行袋があれば、どこでもいける気がする。
また“旅の流れ”が来たら、報告するわ。
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