どうも、相談役です。
昨日、戦(いくさ)が午前中でケリがついた。
こうなったら、もう止まらん。昼から呑む。呑むったら呑むんや。
向かった先は──
そう、大阪駅前ビル。ワシらにとっては、ここは「梅田の夢の国」や。ミッキーの代わりに大将と女将が笑ろてる。

第一章:スパイス地帯で昼ビールをキメる
第2ビルの地下をウロついとったら、妙な気配を放つ店に引っかかった。
『マハラジャ』──名前からして只者やない。
インド系の看板にカラフルな提灯がぶら下がっとる。
「これはカレー屋なんか?居酒屋なんか?どっちの顔を持っとるんや…?」と、ワシの勘が騒ぐ。

◆ランチBセット:カレー2種+ナン+謎スープ+チャイ
ワシが頼んだのはBセット(900円)や。
カレーは2種類から選べる。バターチキンとキーマを選んだが、ワシとしたことが無難すぎたな。ナンは焼きたて、ライスもついてきよる。
辛さも普通の「1」にしてしもた。こりゃ辛くない。せめて「2」からやな。
ドリンク付き言うから、似合わず「ラッシー」頼んだんやけど、よう見たら、+150円って書いとる。やられましたな。


…ただし、これだけじゃ話が終わらん。
追加でビール(198円)。
昼酒ってのは、こういうもんやろ。
ちなみに、店前の「ビール99円」の看板。食べもん2品頼んだらの話らしい。ランチは適用外やて。ほな先言うといてくれへんと。
安さに釣られたが、この泡立ち…たぶん発泡酒やな。まぁええ。戦場では選り好みできん。
◆謎スープ、正体不明
出てきたスープは、見た目も匂いも怪しい。
店員に尋ねたら、インド語、日本語、英語が入り乱れて、結局ようわからん。

「ニンニクベースらしい」というのが精一杯の情報や。
パッと見、油スープという感じやろか。腹にずっしりくるで。


追加でビールをもう一杯注文して終了。スープは残してしもた。すんまへん。
ところで、あのナンの上の丸いせんべいみたいなヤツ、知らんと食ったけど、一体何やったんや・・・
第二章:七津屋で濃いハイボールを流し込む
カレーで腹が温まったら、ワシの中のケモノが囁きよる。
「もっと呑ませろ」とな。
次に向かったのは、第4ビルの立呑み処『七津屋』。
ここは梅田の呑んべえにとって、伝説のベースキャンプみたいなもんや。

◆角ハイ・ダブル。これは喧嘩売ってる濃さや
頼んだのは、角ハイボールのダブル(通常の2倍)。
なみなみ注がれたそれは、まるでストレートみたいや。けど、メガ、ギガという兄貴分もおるから、まだまだ甘ちゃんかいな。
アテは、安心感のあるポテサラと、ゲソの酢味噌和えで。こういうのが落ち着く歳や。
注文して30秒ぐらいで出てくるあたり、七津屋の大将は只者やない。


第三章:阪神のいか焼きでシメるのが流儀
締めくくりは、阪神名物「いか焼き」。
いかの姿焼きやありまへん。どちらかいうと粉もん系やな。
これはもう、梅田に邪魔した時の儀式みたいなもんや。事務所用に10枚買うて、別で1枚その場で食べる用に買うたった。
周りの飲食コーナーで食べるんが梅田流や。いか焼きだけちゃうで。皆、ラーメンやらオムライスやら好きなもん食べれる場所や。若い女性も一人で気軽に食べれる場所やで。
昔は、阪神百貨店から阪神電車続く階段に座って、ミックスジュースと一緒に流し込むんが主流やったが、ちょっとおしゃれになってしもたな。
もはや言葉はいらん。安定のうまさや。


調べたら通販でも買えるようになったみたいですわ。是非一度ご賞味下さいなはれ。止まりまへんで。ぱちモンもあるから気ぃつけて下さいな。
第四章:ますや商店、無念のスルー
「最後に『ますや商店』で一発決めたろか」と思たけど、腹がタポンタポンで動けん。
…ワシも歳を感じるわ。
インドのカレー、余裕や思たけど、結構きたな。アテは控えめにせな、身体が持たん。
ついでに、事務所近くの飲み屋が2月に潰れとった。そもそも気づかんかった。
店名は言わんが、ピンクの電気なんか灯して、何を勘違いしとったんや。
ワシらの縄張りには合わんかった、ただそれだけや。

今日のまとめ:大阪駅前ビルは、男の楽園や
店名 | ジャンル | 価格感 | 特徴 |
---|---|---|---|
マハラジャ (大阪駅前第2ビル) | インド居酒屋? | ランチ+ビールで約1,500円 | スパイス+赤提灯の異世界 |
七津屋 (大阪駅前第4ビル) | 立ち呑み | いつでも約1000円前後 | 呑んべいの味方 |
阪神百貨店のスナックパーク | いか焼き、ラーメン、寿司、オムライスなど | 1枚160円〜 | 言わずと知れた阪神名物 |
最後に一言
昼から呑むってのは、背徳の中にある癒しや。
駅ビルで過ごす数時間──まさに短期集中型の極楽浄土。
明日からまた戦(いくさ)の日々やけど、こういう時間があるからこそ、まだやれる。
また行こかいな。
次は「ますや商店」、ちゃんと腹を空かせて勝負しに行くで。
コメント