「朝っぱらから、LINEが鳴った。しかも、えらい緊急っぽいやつや──。」
そんな出だしで始まった、ある平日の朝。
仕事も本調子に入る前のタイミングで、若い衆から一枚の写真付きLINEが飛び込んできた。
赤星の缶ビールが…出とるやと⁉

専務、えらいこっちゃです。赤星の缶ビールが発売されてます!
目ん玉ひん剥いて確認した。写ってるのは紛れもない、あのサッポロラガービール『赤星』の缶バージョンやないか。
気づいてなかったが、ちょっと前から発売されとったみたいや。


専務、即反応や。



「何!? そりゃ貴重やぞ。今どこや?」



「兵庫県の三田の山奥のスーパーです」
まさかの山間部。だが、赤星は見つけたときが買いどきや。



「とりあえず、1ケース買ってこい!」



「無理です。千円しか持ってまへん…」
……財布、ペラッペラやないか。
情けないが、そこは仕方ない。すかさず相談役にLINEが飛んだ。
ネットのシマに頼るしかない──相談役、動く



「Amazonの方が早いで。ちょい待っとれ」
──ピッ。
パパっと検索して、すぐにサッポロ赤星・缶ビール(350ml×24本)を発見。迷わずポチッとな。
※赤星缶は数量限定。市場在庫が変動するため、見つけたら即買いが鉄則や。
そして2日後、事務所に“伝説の缶”が届く
段ボールを開けた瞬間、缶やのにオーラがある。
冷蔵庫に静かに並べて、夕方までじっくり冷やした。






夕方──
専務と相談役、事務所で缶を握りしめ、カシューン…


ひと口、飲んで──
「……おぉぉ、これやこれ。瓶と遜色ない風味。さすが赤星や」
そのまま一気に飲み干す。
仕事終わりの喉に、これ以上のご褒美はない。
缶でも“漢”を感じる、サッポロラガー「赤星」
このビール、ただのラガーやない。
明治時代から続く歴史を背負った、漢(おとこ)の酒や。
渋い赤い星、ずっしりとした麦芽のコク、苦味のキレ──
これはもう、「缶でも本気」の仕上がりや。
最後に一言:
限定流通のため、すぐ姿を消す可能性あり。
ネットやスーパーで見つけたら、迷わず“勝負”や。
コメント
コメント一覧 (2件)
阪神香櫨園駅の東側にある酒屋の自販機に売ってましたw
思ってた以上に、ちらほら赤星缶見かけますね。