会長:明石

ミニベロを相棒に、全国津々浦々を渡り歩くポタリング稼業の顔役。掲げる掟はただ一つ、「ノードリンク・ノーサイクル」。走るなら飲む、飲むなら安全に帰る──この筋を外すことはない。鋼を仕込んだかのような脚力を持ち、坂道も向かい風も物ともしない。その背中を見て、若い衆は自然とペダルを踏むことになる。
しまなみ海道程度で音を上げるようでは、まだ修行が足りんというのが会長の持論。走った先では、駅前や観光地の一等地に自然発生する「明石亭」に腰を据え、至福の一杯を交わす。速さよりも粋、距離よりも盃。今日もどこかで、静かにポタリングの縄張りを広げている。
専務:梅谷

この男にとってポタリングは、走るためのものやない。走った“後”に飲む一杯のための、壮大な前振りや。特に真夏、汗を絞り切った身体にドリンクが五臓六腑へ流れ落ちる瞬間──その一瞬のためにペダルを踏み続ける、生粋の快楽主義者でもある。
無尽蔵と噂される体力と行動力を持ち、距離も気温も言い訳にせん。柔道で叩き上げた屈強な肉体は伊達やなく、転んでも折れへん、止まっても腐らん。愛好会が誇る「明石亭」の現場を預かる店長として、盃の采配も見事なもんや。今日も走って、飲んで、仕切る。その背中は頼もしさの塊や。
相談役:藤田

走歴こそ浅めやが、ポタリング後に飲む一杯の破壊力を知ってから、この男の伸びは異常やった。ドリンクの旨さを原動力に、気づけば隊列の後方からでも必死に食らいつく存在へと成長。脚力と持久力にはまだ荒削りな部分もあるが、そこで折れへんのが真骨頂や。根性で踏み、気合で前へ出る漢。
弱点は自覚済み。日々ジムに籠り、黙々と身体を鍛え直す姿は、裏方の鑑そのもの。IT分野に強く、愛好会のブログ運営を一手に担う影の参謀でもある。WordPressを操り、IllustratorとCanvaで画を整え、Premier Proで映像を締める。表で走り、裏で支える。
秘書:峰山

ひとたびスイッチが入れば、瞬発力は会随一。短距離の加速はまさに電光石火、気づけば前を取られていることもしばしば。ただし難点もある。暑いのは苦手、寒いのも苦手。気温次第で動き出しが遅れるあたりは、人間味たっぷりや。ドリンク耐性はやや弱めで、深追いはせん主義。その代わり輪行となれば一転、ええ顔で駅へ向かう。酒は控えめ、走りは鋭く、立ち回りはクレバー。秘書の名に恥じぬ、切れ味と慎重さを併せ持つ。
部長:神田

キャリアはまだ浅く、長距離ポタリングは未踏の地。あの“走った者だけが辿り着ける一杯”を、まだ本当の意味では味わっていない男。その分、伸び代は底知れず。マラソンでは前を張れる脚を持ちながら、自転車となると別物。脚力不足で途中離脱する場面も少なくないが、それを笑いに変える愛嬌がこの男の武器。
しんどい空気を察すれば、さりげなく声をかけ、場を和ませる気配りは一流。ペダルは重くても、空気は軽くする。そんな稀有な存在。いずれ長距離を走り切り、ポタリング後のドリンクが五臓六腑に叩き込まれる瞬間を知った時、神田は一気に化ける。今は仕込みの時期。覚醒の日はそう遠ない。
会員
会員①:柴田

新人の柴田です。
まだ兄貴がオススメするミニベロが買えまへん。しばらくママチャリで許してください。
バイト頑張ります。
