平日休みという甘い響きに誘われ、昼酒から始まった相談役の一日。そこへ専務の突然の呼び出しが重なり、事態は思わぬ方向へ転がり出す。向かうは夜の新今宮――油断すりゃ骨まで持っていかれそうな界隈やが、杯を求める二人の足は止まらん。これは、ホルモンと酒に命を賭けた一夜の記録である。
昼酒は静かに始まる
相談役、珍しく平日休み。三宮で散髪を済ませ、昼からセンタープラザ地下の中華「雲井亭」へ突入。皿うどん定食(950円)と生ビール(450円)で景気づけ……やが、味は可もなく不可もなく。炒飯は薄味で、ビールのアテには少々パンチ不足。昼の盃としては肩慣らしレベルやった。


ドーナツは仁義の証
姐御への土産を忘れんのが相談役の処世術。元町にオープンしたという「BRUN」のドーナツ屋へ寄り道し、十個ほど確保。平日は空いとったが、休日は長蛇の列らしい。情報源は散髪屋の姉御――こういう筋は外さん。



ますや集合、そして急転直下
駅へ向かう途中、専務から連絡。「休みや」と一言。ならば話は早い。定刻の十五時半、ますや集合。軽く呑みながら近況報告……が、新今宮のホルモン話が出た瞬間、空気が変わる。これはもう行くしかない。杯を切り上げ、JR新今宮へ一直線。

ホルモン修羅場、開幕
駅を降り西成方面へ。夜の空気は昼とは別物、気ぃ抜いたら持っていかれる。狙いは名店「ホルモン マルフク」。行列覚悟やったが十五分で入店。
専務はハイボール、相談役は生。ホルモンとレバーを頼み、鉄板から立ち上る脂とタレの匂いに即ノックアウト。専務は当然ニンニク山盛り。相談役は「家追い出される」とにんにくは我慢。結論――酒とホルモン、最強の契りや。


成り屋、そして撤収
油は冷めたら固まる。さっと平らげてさらに奥へ。次は立ち飲み「成り屋」。名からして只者やないが、暖簾くぐればすでにラストオーダー後。
ドリンクだけならOKとのことで、名物“おかわりするほど安なるハイボール”を一杯。ええ肴も多そうやし、次は早めに来ると誓い撤退。姐御に雷落とされんうちに帰路につくのが賢明や。



おわりに
昼酒から始まり、気がつけば夜の新今宮でホルモンに舌鼓。専務と相談役、杯に導かれた一日は予想以上に濃厚やった。修羅場もあったが、それもまた酒場の仁義。次の潜入はいつになるか分からんが――この二人、喉がある限り止まらんで。
▼【店舗情報】
雲井亭 サンプラザ店
〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目8−1 さんプラザ B1F
▼【店舗情報】
BRUN ブランドーナツ 神戸元町本店
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通3丁目4−3−1 グランテラス神戸元町東棟 1階
▼【店舗情報】
ホルモン マルフク
〒557-0002 大阪府大阪市西成区太子1丁目6−16
▼【店舗情報】
立ち飲み 成り屋(通称立ち成り)
〒557-0004 大阪府大阪市西成区萩之茶屋3丁目2−5



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