10月に入り、ようやく暑さも落ち着いてきた。今日は年に一度の「酒ぐらルネサンス」、しかも西宮市100周年ということで記念行事もあるという。
西宮えびす神社が日本酒文化の香りに包まれる特別な一日だ。
2週間前からそわそわしながら、この日を楽しみにしていた。
天気とにらめっこ、赤門前に集合
朝から天気が怪しく、雨が降ったり止んだりの状況だった。土砂降りなら諦めるつもりでいたが、日頃の行いが良かったのか、昼前には雨がピタッと止んだ。
12時から拝殿前で一斉乾杯の記念行事があるとのことで、愛好会の仲間と11時に赤門前に集合した。すでに日本酒文化一色に染まった神社の雰囲気が、会場に入る前から漂ってくる。


限定マスで記念の一品をゲット
今年は「西宮市100周年」記念の特別仕様だ。拝殿横では限定マス(500円)が販売されていた。
このマスを持っていると乾杯エリアに入ることができる。
早速購入し、記念のセレモニーへと向かった。この時点でテンションはかなり上がっていた。


セレモニー開幕、鏡割りと一斉乾杯
12時、拝殿前でセレモニーが始まった。スペシャルゲストは「兵頭大樹」さん。今年、西宮市の「ええもんひろめ大使」を務めており、トークも軽快で場を盛り上げるのが上手い。
続いて、普段はなかなか表に出てこない西宮市長「いしい としろう」氏も登壇。生の市長を目にするのは初めてだった。会場がざわつく中、「酒造りの歌」が披露され、関係者による鏡割りの後、一斉に乾杯のセレモニーが行われた。なかなか見応えのある式典だった。兵頭さんはイベント後もファンサービスに応じており、気さくな人柄が伝わってきた。




日本酒モヒート「宮モヒート」を発見
神社の敷地内は屋台がぎっしりと並んでいた。関西大学が出展しているブースで「宮モヒート」という日本酒カクテルを発見した。甘さ控えめでスッキリとした味わいで、日本酒が苦手な人にも親しみやすい一杯だ。フレッシュなミントが爽やかで、なかなかクセになる味である。
愛好会の女性メンバーは「とろもも」を選んでいた。こういった飲みやすいカクテル系のメニューは女性に人気が高い。飲みすぎには注意が必要だが、種類豊富なラインナップが楽しめるのもこのイベントの魅力だ。



グルメも充実──甲子園ヒーロー揚げと焼きそば
フードコーナーも充実していた。にんにく醤油味とうま塩味の「甲子園ヒーロー揚げ」をチョイス。サクサクとした食感でどちらも美味い。さらに「春日」の屋台で焼きそばとイカ天も追加購入した。
テーブルが空いていなくて困っていたところ、商品を購入した人限定でお店の裏のスペースを貸してくれた。
途中で土砂降りになったが、誰も帰る様子はなく、傘をさしながらイベントを楽しんでいた。それだけ魅力的なイベントだということだろう。


西宮クラフトビールも見逃せない
地元・西宮産のクラフトビールも出展していた。ホップの効いたラガー(500円)をチョイスしたが、後味スッキリでよくできている。グラスが小ぶりなのは少し惜しいが、味は本物だ。地元のクラフトビールをこういったイベントで味わえるのは、なかなか嬉しい体験である。

紹興酒、甘酒、串こんにゃくでフィニッシュ
西宮市の友好都市・中国の紹興市のブースも出展していた。100円で試飲できるとのことで、辛口と甘口を試飲。香ばしい香りが印象的で、辛い中華料理によく合いそうな味だ。
別のブースでは「甘酒カフェオレ味」の無料試飲もあった。意外にも飲みやすく、甘酒が苦手な人にもすんなり受け入れられそうな味わいだ。最後は奈良・黒滝村のブースにて串こんにゃくを食べて締め。シンプルながらも味がよく染みていて、これがなかなか美味い。




総括──来年もルネサンス確定
あっという間に時間が過ぎた一日だった。雨が止んで、仲間と笑って、地元の食文化を存分に楽しんだ。
西宮えびす神社の「酒ぐらルネサンス」は、地域の酒蔵文化と食を一度に体験できる、年に一度の貴重なイベントだ。来年も必ず来ることを心に誓った。

▼【店舗情報】
西宮えびす神社
〒662-0974 兵庫県西宮市社家町1−17



コメント