走るだけで満足するほど、うちの愛好会は清く正しくはできとらん。
目的地では必ず一杯。明石亭開店のためにペダルを踏む――それが兵庫県サイクル&ドリンク愛好会の流儀や。そんな呑兵衛ポタラーにとって、ミニベロ選びは武器選びと同じ。畳めて、担げて、遠出もできる。この三拍子が揃って初めて一人前。今回は、盃前提で選ぶ兵庫県サイクル&ドリンク愛好会仕様の条件と、推せるミニベロを叩き込んでいく。
折りたたみ機構は命綱
ミニベロで最初に見るべきは、値段でも見た目でもない。折りたたみの出来や。
輪行や車載が多い人間ほど、ここが甘いと地獄を見る。ヒンジの精度が悪けりゃガタが出るし、固定が弱けりゃ走りも不安定。
DAHONやTernの折りたたみ機構は、この道の老舗。初心者でも迷わず畳めるのは大きな武器や。酒場に急ぐ途中で手間取るようじゃ、話にならん。

軽さは正義──担げるかどうか
輪行するなら重量は正義。
アルミフレーム採用で12〜13kg前後なら、駅構内を100mほど担ぐのが現実的なラインや。
軽けりゃ軽いほど、階段も改札も怖くない。電車+ポタリングの自由度は跳ね上がる。
逆に重たいと、目的地に着く前に心が折れる。酒は楽しく呑むもんで、修行やない。

遠征派は20インチを選べ
遠出するなら20インチが鉄板。
406と451の規格があり、451は走行安定性と巡航性能に優れる。一方で406は輪行時の扱いやすさが光る。
Tern N8のようなモデルは406でも安定感十分。坂でも踏み負けへん。
「ミニベロは遅い」なんて時代遅れの戯言や。今の20インチは、普通に戦える。
特にCARACLE-COZはロードバイクに匹敵する速度、Tern SURGE Xは高い巡航性能を誇る。

近場専門なら16インチもあり
街乗り中心なら16インチも悪くない。
コンパクトで折りたたみ時も小さく、小回り抜群。
カフェ巡りや昼呑み遠征には最適解や。
スピードより機動力。サッと畳んで、サッと暖簾をくぐれる。これぞ下町仕様。

カスタムできてこそ本物
ミニベロは育ててなんぼ。
ハンドル、サドル、ホイール……いじり始めたら止まらん。
パーツが豊富なメーカーを選べば、何年乗っても進化できる。
自分色に染めた一台こそ、最強の相棒や。

おわりに
ミニベロ選びは趣味やない。遠征の成否を左右する重大案件や。
畳めて、担げて、走れる――この三つが揃ってこそ、盃に辿り着ける。
あとは好みと予算と改造魂。
一台決めたら、地図より先に酒場を探せ。
走って、畳んで、担いで、呑む。
それがサイクル&ドリンク派の正しい生き方や。


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