阪神タイガース優勝の余韻もすっかり落ち着いた甲子園。歓声の残り香を踏みしめながら、相談役がふらりと吸い寄せられたのは、ららぽーと甲子園の道路向かいに構える「らーめんKING」。買い物途中の軽い腹ごなし――そんな生易しい気分で入ったのが運の尽き。そこは胃袋と理性を張り合わす、静かなる修羅場であった。
優勝の余韻とKINGの暖簾
阪神の熱狂も過去の話となった甲子園球場。そのすぐ横、ららぽーと甲子園の向かいに堂々と構えるのが「らーめんKING」や。買い物ついでの軽い気持ちで立ち寄った相談役――だが、この判断が後の満腹地獄を呼び寄せるとは、この時は知る由もない。

台湾まぜそばと不用意な白飯発言
看板メニューの台湾まぜそばを即注文。しかも最後は残った具材に絡めて食う“おい飯”付きとは太っ腹。ところがそれを知らずに白飯を追加しそうになり、店員の「ご飯いりますか?」の一言で我に返る。危うく炭水化物の二重盃を交わすところやった。



唐揚げサービスと禁酒の地獄
しばらくして着丼。さらにLINE登録の特典で唐揚げ二個サービス。これは完全にビール案件や。だが今日は車移動――酒が飲めん。黄金の揚げ物を前に水で耐える相談役、その横顔は拷問器具を前にした侠客のようであった。

忍び寄る満腹という伏兵
混ぜて、すする。最初は軽快。だが中盤を越えたあたりで腹が急膨張。まぜそばあるあるとはいえ、この膨れ方は異常や。ラーメンより腹にたまる謎仕様に、相談役の額にうっすら汗がにじむ。

おい飯という最後の追撃
麺が消えかけた頃合いで、満を持しておい飯投入。残った具材と絡めれば、これがまた凶悪な旨さ。満腹を越えても箸は止まらん。駅からは少し遠いが、阪神戦観戦のついでに再訪確定――そう心に刻み、重たい腹を抱えて店を後にした。

おわりに
軽い気持ちで入ったはずのKINGは、胃袋一本勝負の修羅場やった。台湾まぜそばに唐揚げ、そして追撃のおい飯。しかも酒なしという縛りプレイ付き。相談役は今日もまた、満腹と後悔を抱えながら歩き出す。次に来る時は――必ず電車。そう固く誓いながら、甲子園の夜風に腹をさすりつつ消えていったのである。
▼【店舗情報】
らーめんKING
〒663-8177 兵庫県西宮市甲子園七番町20−16



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