丹波篠山のデカンショのエビフライを求めてポタリング(前編)

ある土曜日の朝、JR西宮駅前にて。ウィンドブレーカーとジャージに身を包んだ梅ちゃんとヤスの二人が集合した。「今日の目的地は、丹波篠山の”デカンショ”。昭和が残る場所や」と軽くうなずき合い、ペダルを踏み出した。

目次

武庫川サイクリングロードを北上

武庫川サイクリングロードを北上する。左手に住宅街、右手に河川敷。風が気持ちいい定番ルートだ。

宝塚付近まで走り、サイクリングロードを外れて手塚治虫記念館、宝塚大劇場前を通過した。

武庫川サイクリングロード
手塚治虫記念館の前を通過
宝塚大劇場前も立ち寄りスポットだ

やがてJR宝塚駅に到着。慣れた手つきで輪行準備を済ませた。山越えは無理せず輪行で賢くショートカットするのがミニベロポタリングの流儀だ。

JR宝塚駅前で輪行準備

新三田駅から出発

輪行で新三田駅へ移動した。

新三田まではすぐだではスグや


新三田駅に到着。静かな駅前で愛車を組み立て直す。ここから約12km先の「レストイン デカンショ」を目指して出発だ。

土曜日のため人もまばらな新三田駅ともあり人もまばら

山の道、藩境、田舎の空気

まずは武庫川さくらの路線1号線を走る。桜の季節には少し遅かったが、緑が美しいルートだ。来年は桜の時期にまた来たい。

武庫川さくらの路線1号線

幹線の176号線はトラックが多く走行しにくいため、JR福知山線沿いの静かな道へ迂回した。安全第一だ。

JR福知山線沿いを北上
ダイハツ製 ライトバスNR251

JR藍本駅でトイレ休憩をはさんだ。清潔に管理されていてありがたい。

JR藍本駅でひと息

走るほどに家も人も減っていく。田畑に囲まれた細道を進んでいくと、かつての藩境の石柱に出会った。三田藩と篠山藩の境目だ。時代を超えて残る境界の石に、歴史の重みを感じる。

三田藩と篠山藩の藩境を示す石柱

ここは丹波の森街道。JR草野駅を横目に、もうすぐ目的の店が見えてくる。

あの特徴的な看板が見えてきた

昭和レトロな「レストイン デカンショ」へ

目の前に現れたのはレストイン デカンショだ。看板のレトロ感がただ者ではない。まだ開店前だったが、店の方が中で休ませてくれた。自転車でここまで来る客はなかなかいないだろうが、快く迎えてもらえてありがたかった。

レトロな看板が目を引く「レストイン デカンショ」

店内は完全なる昭和レトロな空間だ。懐かしくもあり、逆におしゃれな雰囲気が漂っている。

天井のライトもレトロ感がある
バランスが絶妙にいい店内だ
窓枠も昭和感がある
デカンショランチも気になるが、今日は名物を狙い打ちだ

名物の**エビフライ定食(1,250円)**を即決して、開店前に先に注文しておいた。デカンショランチは次回のお楽しみにとっておく。

開店までの時間に「井戸水で淹れたコーヒー(450円)」で一服した。キレのある味わいで、どこか懐かしい雑味がいい仕事をしている。

開店前に井戸水で淹れたコーヒーでひと息

そしてついに──エビフライ定食、登場。 大きなエビにパリッと揚がった衣。横には丹波名物の黒枝豆もちょこんと添えられている。

うまいに決まっているフォルムだ

「……来た甲斐があったな」「いや、まだ道は続く」

(後編)に続く。

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この記事を書いた人

ロードバイクには少し敷居の高さを感じていたところ、ミニベロの手軽さと奥深さに魅了され、気づけばどっぷりハマっている。
愛車はTern Verge D9。週末はミニベロで近所をぶらぶらしたり、輪行で少し遠くへ出かけたりしながら、気になるグッズや立ち寄りスポットを試している。
「兵庫県サイクル&D愛好会」のメンバーとして、仲間とのポタリングも定期的に楽しんでいる。

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