梅田・大阪駅前ビル地下グルメ|マハラジャと七津屋でひと息

梅田といえば、キタの繁華街。百貨店や再開発ビルが立ち並ぶ、大阪を代表するエリアだ。

だがその地下に、なんとも味わい深い空間が存在する。「大阪駅前ビル」の地下街だ。第1から第4まであるビル群の地下は、昭和の雰囲気をいまも色濃く残す、知る人ぞ知るグルメゾーン。オフィスワーカーたちが日々通う、飾らないリアルな大阪グルメが詰まっている。

今回は午前中に仕事を終えたヤスが、ふらりとこの地下街に迷い込んだ記録をお届けする。


目次

第2ビル地下で異彩を放つ存在|インド料理『マハラジャ』

第2ビルの地下通路をウロついていると、なんとも妙な気配を放つ一角に行き当たった。

インド系の看板。そして、なぜかぶら下がるカラフルな提灯。入口には象の置物まである。

これは、ただの店ではない。

店の名は『マハラジャ』。大阪駅前ビル第2ビル地下に構えるインド料理店だ。

入口の黄色い看板には「食べもん全品○○円」の文字。ハッピーアワーやらチャージなしの案内やらが所狭しと並んでいる。とにかく賑やかな雰囲気で、気づいたら中に入っていた。


ランチBセット900円の全貌

ランチメニューはA・B・Cと3種類ある。

  • A set:¥750
  • B set:¥900
  • C set:¥950

Bセットは「カレー2種+ナン+謎スープ+ドリンク付き」という内容だ。「全メニューにドリンク付き」という記載もある。お得感があったので、迷わずBセットにした。

辛さは0(甘口)から超激辛まで選べる。ここで慎重派のヤスが選んだのは「1」(普通)だった。これが後悔の始まりだった。

料理が来た。大きなナン、カレー2種(ほうれん草系とキーマ系)、ライス、アチャール、サラダ、そして例の「謎スープ」。ビジュアルは申し分ない。

しかし辛さ「1」、やっぱり辛くない。もう少しパンチが欲しかった。次に来るなら「2」からだ、間違いなく。


ラッシーの罠と追加ドリンク

「ドリンク付き」という言葉を信じ、ヤスは似合わず「ラッシー」を注文した。

が、よく見たらメニューに「+150円」と書いてある。

やられましたな。

セット付きのドリンクはコーヒーや紅茶などの基本ドリンクのことで、ラッシーやマンゴーラッシーは別料金というわけだ。気をつけたい。

追加で生ビールも頼んだ(198円)。

ちなみに、入口に「ビール99円」という看板が出ていた。これも要注意だ。食べ物を2品以上注文した場合に適用される価格で、ランチセットには適用外とのこと。先に言うといてほしい。


謎スープの正体は?

Bセットについてくる「謎スープ」が気になった。パッと見、茶色い油スープといった風情だ。

店員さんに尋ねたところ、インド語・日本語・英語が渾然一体となって返ってきた。唯一解読できたのは「ニンニクベースらしい」という情報だけ。それ以上は不明のまま終わった。

味は悪くない。なんか体に効きそうな気もする。正体不明なままだが、インド料理のスープとはそういうものなのかもしれない。


ナンの上の丸いせんべい問題

ナンの上に、丸くて薄いせんべいみたいなものが乗っていた。

正直、これが何なのかまったくわからないまま食べた。後から調べたところ、おそらくこれは「パパド」だ。豆粉などから作られるインドの薄焼きせんべいで、スパイスで味付けされていることが多い。

サクッとした食感で、カレーと一緒に食べると相性がいい。知らずに食べていたが、悪くなかった。次に来たときは、ちゃんと名前を確かめてから口にしたいと思う。


第4ビルへ移動|立呑み処『七津屋』でひと息

マハラジャを後にし、今度は第4ビルへ。

地下通路を歩いて辿り着いたのが、立呑み処『七津屋』だ。大阪駅前ビル界隈では知名度の高いスタンディングスタイルの店で、リーズナブルなアテと手頃なドリンクが揃っている。

アテはポテサラと、ゲソの酢味噌和えをチョイスした。

こういうのが落ち着く。

ポテサラはオーソドックスで安心感のある味。ゲソの酢味噌和えはさっぱりとしており、口直しにちょうどいい。ドリンクは角ハイボールのダブル(通常の2倍量)にした。

飾らない、昭和の居酒屋カルチャーがそのまま生きている空間だ。スタンディングスタイルなので、ふらっと立ち寄ってさっと切り上げる、という使い方がしやすい。地下街の一角にこういう店が残っているのは、梅田の懐の深さだと思う。


番外編:阪神名物のいか焼きもゲット

帰り際、阪神百貨店のスナックパークに立ち寄り、名物の「いか焼き」もテイクアウトした。

薄くてもちっとした生地にいかが練り込まれた、あの素朴な一品だ。50年以上続く阪神名物で、梅田に来たら外せないグルメのひとつといえる。シンプルだからこそ、何度食べても飽きない。


まとめ

大阪駅前ビルの地下街は、梅田の繁華街の喧騒とは一線を画す、昭和レトロな空気が残るエリアだ。

インド料理『マハラジャ』は「カレー2種+ナン+謎スープ」で900円という、コスパ抜群のランチが味わえる。辛さは「2」以上がおすすめだ。ラッシーの追加料金と、ビール99円の適用条件には要注意だ。

立呑み処『七津屋』はスタンディングスタイルで、リーズナブルにひと息つける頼もしい存在だ。ポテサラとゲソの酢味噌和えは間違いない組み合わせだった。

梅田でランチやグルメ探訪を考えているなら、大阪駅前ビルの地下は一見の価値ありだ。ぜひ、あの迷路のような地下通路を自分の足で歩いてみてほしい。

<大阪駅前ビル>
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1−3

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この記事を書いた人

とある関西の酒どころ灘五郷に暮らす、40代の自転車好き。ロードバイクには少し敷居の高さを感じていたところ、ミニベロの手軽さと奥深さに魅了され、気づけばどっぷりハマっている。
愛車はTern Verge D9。週末はミニベロで近所をぶらぶらしたり、輪行で少し遠くへ出かけたりしながら、気になるグッズや立ち寄りスポットを試している。
「兵庫県サイクル&D愛好会」のメンバーとして、仲間とのポタリングも定期的に楽しんでいる。

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