新年が明け、専務が先に動いたと聞けば、黙っていられんのがこの男。兵庫県サイクル&ドリンク愛好会・会長、ついに2026年ポタリングの事始めや。寒風が吹きすさぶ一月、ミニベロにまたがり、盃の行き先を定めて動き出す。走る理由は一つ、走った先にある一杯のため。その覚悟と段取り、今年も健在やった。
第1章|会長、合流。まずは腹を決める
新年が明けて専務が先陣を切ったが、いよいよ会長が本格始動。いつものハーバーランド付近で会長と専務が合流する。寒空の下、いきなり走るほど若くもない。まずは腹ごしらえや。向かった先は神戸税関前、港湾労働者の胃袋を支えてきた港湾食堂。ここから2026年の一日が始まる。

第2章|ピアハウス・オアシス、名は体を表す
到着したのは港湾食堂、通称「ピアハウス・オアシス」。サイクルラックかどうか怪しい鉄パイプにミニベロを預ける。相談役は「ビアハウスやろ」と言うとったが、正しくはBeerやのうてPier。頭の中は相変わらずビール一色。年明け早々、通常運転である。


第3章|600円に込められた港の仁義
会長はAセット600円。おかず二品にご飯、みそ汁付きという堅実な采配。専務はカレーセット600円、まさかのカレーにそば付き。どっちも財布に優しく、腹には十分。走る前に無駄な贅沢はせん。それが長年培ったポタリングの流儀や。

第4章|須磨を抜け、物資を積み、橋を目指す
腹を決めた一行は明石亭本店、「明石海峡大橋下店」を目指す。須磨海岸を抜け、激混みのマリンピア神戸アウトレットを突破。舞子駅併設のスーパー「マルハチ」でドリンクを大量に仕入れる。ここで会長の新兵器、Tern純正ドライグッズバッグが火を吹く。リアキャリアにワンタッチ装着、取り外せばそのままバッグ。どれだけ仕入れても抜かりなし。


第5章|橋の下、寒風に阻まれる
明石海峡大橋の真下に到着。しかし現実は非情や。海風は強烈、体感温度は底辺。今は一月、気合だけではどうにもならん。「ここで飲むのは無謀や」と判断し、急きょ「明石海峡大橋下店・離れ」へ移動。これも経験がなせる判断や。

第6章|黄昏と橋の幻影
夕方、不思議な光景に出くわす。黄昏時、影のマジックか、明石海峡大橋が海に突っ込んどるように見える。淡路島側が妙に曲がって見えるその姿に、一同しばし無言。酒がなくても、景色が一杯分の価値を持つ瞬間や。

第7章|会長の足元に宿る進化
最後にもう一つ。会長のミニベロ、Tern P10に新たな進化。MKSのペダル「ALLWAYS」。回り方は異常なほど滑らかで、もはやプロペラ級。踏めば踏むほど前に出る。会長の装備強化に終わりはない。今年も背中は遠いままや。

おわりに
こうして会長の2026年ポタリングは、静かに、しかし確かに幕を開けた。無理はせん、寒さには逆らわん、それでも走る意味は忘れない。走った先に盃があり、仲間がいる。それだけで十分や。今年も兵庫の道を、会長のミニベロが切り裂いていく。その背中を追えるかどうかは、各々の覚悟次第や。
▼【店舗情報】
港湾食堂(ピアハウス・オアシス)
〒650-0041 兵庫県神戸市中央区新港町5−2 神戸ポートオアシス内



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