ミニベロをこよなく愛する「兵庫県サイクル&ドリンク愛好会」の相談役。
今回、いつもの愛車Tern D9で、まさかのロードバイクで走行会へ殴り込みの予定であった。
そんな相談役を待っていたのは、予想もしなかった一台のロードバイクやった。
これは裏切りなのか、それとも新たな世界への挑戦なのか。
そして、その先に待っていたのは、宝塚の名店「三田屋」のステーキだった。
相談役、いきなりロードバイクに魂を売る
この日は、いつもの「兵庫県サイクル&ドリンク愛好会」とは別の縄張りでロードバイクの走行会が開催される日。相談役は当然のようにミニベロで参加するつもりで、集合場所である阪神久寿川駅近くの別の事務所へ向かった。
ところが現場に到着すると、そこには一台のロードバイクが用意されている。
「これ、ワシが乗るんですか?」
どうやら話はすでに決まっていたらしい。逃げ道はない。
軽くブレーキの掛け方とシフトチェンジの方法を教わっただけで、ほぼぶっつけ本番。何の心構えもないままロードバイクにまたがり、約10名の集団に紛れ込んで出発することになった。

そして最初の一漕ぎ。
相談役「……速いやんけ!」
ミニベロなら一生懸命ペダルを踏んで進む距離を、ロードバイクは軽々と進んでいく。体感では、同じ一漕ぎでミニベロの約1.5倍ほど前へ出る感じだ。
そのまま事務所から武庫川サイクリングロードへ入り、さらに速度は上昇。普段、ミニベロで25km/h巡航を続けようものなら、相談役の体力は確実に削られていく。
ところがロードバイクなら、これが意外と余裕。しかし、初心者は、タイヤが細い分、気を抜くと一瞬でハンドルを取られて、こけそうになるので要注意だ。
「こいつ……できる……!」
相談役、危うくロードバイクの虜になりそうになる。
武庫川を抜け、宝塚の三田屋へ殴り込み
武庫川サイクリングロードを快調に北上し、JR宝塚駅手前の末広公園で一度ドリンクタイム。ここまで来ると、ロードバイクにも少しずつ慣れてきた。
しかし、本日の目的はトレーニングではない。
そう、肉である。
休憩を終えた一行は、国道176号を走り、宝塚市内にある「廣岡揮八郎の三田屋 宝塚店」を目指す。関西ではよく知られたステーキハウスだけに、相談役の胃袋もすでに臨戦態勢だ。




そしてついに到着。
ランチメニューはコース料理のみ。価格を確認した相談役、一瞬だけ沈黙する。









「……なかなかやるやないか」
しかし、ここまでロードバイクで走ってきた以上、引き下がるわけにはいかない。ここは腹をくくり、昼の特別コース「国産牛ステーキ ロースステーキ140g」を注文。
さらに自転車なので、酒ではなくノンアルコールビール「K’sフレーバークリエイト」を選択する。少し甘みのあるクラフトビール系の味わいだ。
まず登場したのは、前菜のハムオードブル。
玉ねぎとキャロットのドレッシングがハムと絶妙にマッチ。ハムで巻いて食べれば、これが実にうまい。
続いてサラダ、そしてスープ。スープはあっさりした味わいながら、どこか素材の深みを感じる。






しかし、これはまだ前座。
相談役が待っているのは、もちろん肉だ。
140gのロースステーキ、胃袋への最終決戦
そして、いよいよメインのロースステーキ140gが登場。
熱々の鉄板プレートに乗せられたステーキを、さっと焼きながらいただくスタイル。140gと聞くと少なく感じるかもしれないが、実際に目の前にすると、なかなかの存在感である。


鉄板プレートでミディアムレア程度に焼いて、ひと口。



「……うまい。」
ロースステーキということで脂っぽさも覚悟していたが、思ったほど重たくない。それでいて、しっかりと肉そのものの旨みを感じる。
ロードバイクで腹を減らしてから食べるステーキ。
これは反則級である。
昼からなかなかの贅沢になったが、今回ばかりは許してもらおう。ミニベロを捨てた相談役が、ロードバイクで宝塚まで走ってきたのだ。
これくらいの報酬があっても罰は当たらない。
ステーキをしっかり堪能し、腹も心も満たされたところで店を後にする。帰り道は宝塚の街を抜け、手塚治虫記念館を横目に見ながら帰路へ。
ロードバイクの軽快さを味わい、美味い肉まで食べた今回の走行会。


ミニベロ一筋を貫いてきた相談役だったが、今日だけはロードバイクに魂を売った。ロードバイクを購入するのはまだまだ先の話であるが・・・
もちろん、この話は姐御には内緒である。
たまにはこんな贅沢もええもんだ。
廣岡揮八郎の三田屋 宝塚店
〒665-0874 兵庫県宝塚市中筋3丁目135−1
サイクルショップタイガー
〒663-8215 兵庫県西宮市今津水波町13−24











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