「いつかは行ったる。」そう言い続けてきた場所がある。京セラドーム大阪のスターダイナー。オリックス・バファローズ戦を観戦しながらビュッフェを楽しめる人気ラウンジだが、その予約はなかなか取れない。今回は他事務所の理事長の力添えもあり、ようやく念願の切符を手にした相談役。9700円という決して安くない入場料を握りしめ、胃袋と観戦欲に筋を通す一日が幕を開ける。

予約困難のスターダイナーへ潜入。理事長の一声で道が開けた


7月26日の日曜日。この日は朝から足取りが軽い。目的地は京セラドーム大阪。普段なら内野席で気軽に観戦することが多い相談役だが、この日は少し事情が違う。
狙うは球場内でも人気の高いスターダイナー。
予約開始と同時に埋まることも珍しくなく、自力ではなかなか席を確保できない。今回は他事務所の理事長に予約をお願いし、ようやく念願が叶った。
料金は9,700円。
ビュッフェ食べ放題、ソフトドリンク飲み放題付き。アルコールは別料金という設定だ。
相談役「なかなか強気の値段やな。」
そう思いながらも、この日をどれだけ楽しみにしていたかを考えれば、もう後戻りはできない。
球場へ到着するとライトスタンド側までぐるりと回り込み、ようやく「STADIUM DINER」の看板が姿を現す。
レンガ調の壁に囲まれた入口は、どこかアメリカンダイナーを思わせる雰囲気。
「今日のシノギ場はここや。」
相談役は静かに暖簾ならぬ入口をくぐった。
12時開店。ビュッフェ開始と同時に胃袋へ殴り込み








試合開始は13時。しかし、ビュッフェは12時からスタートする。
席はあらかじめ指定されているため、荷物を置いてビュッフェコーナーへ向かうと、開始前にもかかわらず長蛇の列ができていた。



「みんな考えることは同じや。」
12時ちょうど。
スタッフの案内とともに一斉に料理コーナーが開放される。
サラダ、揚げ物、肉料理、パスタ、小鉢……酒のあてになりそうな料理がずらりと並び、どれから取るか迷うほど。
まずは野菜をしっかり確保。
そのあと肉料理を中心に皿へ盛り付ける。
そして忘れてはいけないのが生ビール。
アルコールは別料金で一杯800円。
スタンド販売より100円安いらしい。
「9700円払っとるんや。これぐらいは筋通してもらわんとな。」
そう言いながら最初の一杯を流し込む。
昼間から球場で飲むビールは、やはり格別。
胃袋への筋通しも無事完了し、いよいよプレーボールを待つ。
観戦か、飲食か。テラス席との駆け引きもスターダイナーの醍醐味
【写真挿入位置:テラス席・グラウンド】






案内された席からはグラウンド全体が見えるものの、バッターボックスはギリギリ確認できる程度。
「せっかくなら近くで見たい。」
そう思い、相談役はテラスへ出る。
ここからの景色は実に素晴らしい。
打球音、選手の声、球場全体の熱気。
まさにライブ感そのもの。
しかし、一つだけ問題がある。
テラスは飲食禁止。
つまり、料理を楽しむなら席へ戻らなければならない。
「これは忙しいぞ。」
結局たどり着いた答えはシンプルだった。
オリックスの攻撃中はテラスへ出て全力観戦。
守備に入れば席へ戻ってビールと料理を楽しむ。
観戦と食事を交互に楽しむ、この絶妙なリズムがスターダイナーならではの過ごし方なのかもしれない。
野球好きにも、グルメ好きにも満足度は高い。
ただし、どちらも全力で楽しもうとすると、なかなか忙しい時間になる。
七回裏で店じまい。最後はカレーとアイスで完全勝利




楽しい時間というものは、本当に早い。
気が付けば七回裏。
ここでビュッフェ料理の提供は終了となる。



「まだ腹には余裕ある……はず。」
そう言い聞かせながら最後の巡回へ向かう。
締めに選んだのはカレーライス。
すでに十分食べているにもかかわらず、不思議とカレーだけは別腹に思えてしまう。
さらにデザートのアイスクリームまでしっかり確保。
「完全に食べ過ぎや。」
そう思いながらも、最後まできっちり胃袋へ流し込む。
席へ戻る頃には腹はパンパン。
歩くのも少し苦しくなるほどだった。
決して気軽に何度も利用できる価格ではない。
それでも、球場グルメとビュッフェ、そしてプロ野球観戦を同時に満喫できる体験は、この場所ならでは。



「一回は経験する価値あるな。」
相談役はそう呟きながら、満腹のまま京セラドームをあとにした。
締め


京セラドーム大阪のスターダイナーは、オリックス・バファローズ戦を観戦しながらビュッフェを楽しめる特別な空間だった。9700円という価格は決して安くはないが、料理、球場の臨場感、非日常の雰囲気を考えれば、一度は体験する価値がある。攻撃中はテラスで声を送り、守備中はビール片手に胃袋へ筋を通す。そんな相談役らしい一日は、贅沢ながらも忘れられない祭り事になったのである。











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